京都で注文住宅を建てる場合の注意点

   
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

古き良き街並みや歴史的にも有名な建築物が数多く残る京都には、その美しい景色を維持していくために厳しいルールが存在しています。そのルールに基づき都市計画が行われており、観光資源である風光明美な景観を維持し続けています。
そのルールは個人邸にも設けられており、注文住宅を建築する際には、景観法を十分に理解しておく必要が有ります。京都では市街地を中心に景観地区に指定されていて観光客を迎え入れています。この景観地区に家を建てる場合は細かなルールに準じて建築する決まりとなっています。
その場所に応じてルールも多岐にわたるため、業者等の専門家等も毎回きちんと調べてから建築を進めていくほどに細やかな取り決めがなされています。

建物の色にも規制がある景観法

京都のどのエリアに建築するかによっても、あるいは主要な観光地のそばかどうかによっても規制の内容は変わります。建物の高さ、屋根の色や形、そしてその材質にまでも規制が有ります。古都京都なので和の趣を重んじる内容が主になっています。洋風のモダンな家は規制があり実質、建築できない決まりが有ります。
有名な観光地では屋根瓦の種類と色にも決まりが有り、基本的に屋根瓦に使われる日本瓦の色はいぶし銀にするというルールが有ります。また銅版以外に使用される屋根材の色は原則として光沢の無い灰色か黒色と決められています。
市街地に家を建てられる土地が売りに出ていた場合、注文住宅とは言えルールを無視した建築は出来ないので、事前にこれらのルールを踏まえた上で土地購入や新築を検討しましょう。

五重塔以上の高さの建物は建てられない

個人邸を京都市内に建築する場合にも景観法で規制が有る古都ですが、そんな情緒のある街だからこそ注文住宅を建てて暮らしてみたいと思うものです。
個人邸にはあまり関係が有りませんが、市内では五重塔以上の高さ、およそ60メートルを超える高さのビルは建築できません。このルールが有るのでタワーマンション等の大型雑居ビルは建っていません。こういったことから高い建物がなく、古都の景色を存分に味わえます。
また意外なルールとしては真っ白い壁は原則として本漆喰以外は認められていません。景観を守るためにエアコンの室外機にも眼隠しとして格子状の囲いを付けることも義務付けられています。
魅力が沢山ある京都で景観に関するルールを守って注文住宅を建てましょう。